「指を動かせば脳にいい」・「体を少しでも動かそう」という一般的な理論を利用者様に押し付け過ぎていませんか?確かに体には良いでしょう。他者から押し付けられていやいやながら行うリハビリと自発的に行うリハビリとでは大きく違います。皆さんも楽しかったら続けたいと思うだろうし、嫌なことだったらやりたくないはずです。家事が好きな方であったら、目の前でタオルたたみをしてみると、自然に利用者様から「しましょうか?」と言ってこられるでしょう。ほうきで掃いていたら「手伝います」と言われるでしょう。して頂いた後に「ありがとうございました」のお礼の言葉を添えると完璧です。リハビリでは、自発的である行動+感謝の声掛けをする仕掛けを作ると自ら楽しんで動かれるようになります。継続は力なり。笑顔を引き出すリハビリ環境を提供していきましょう。