長期お泊りの利用者様とのやり取りです。利用者様「家に帰らないといけない。」職員「もう遅いから明日帰りましょうか。」利用者様「そういっていつも帰られないじゃないか!!」車いすで事業所の玄関に向かわれる。そういうことありませんか?認知症の周辺症状ではなく、ご本人に何か目的がある言動です。家に帰りたいのがご家族に会って何か伝えたいのか、家に帰って片付けがしたいのか理由は様々です。ご家族に何か伝えたいのであれば、ご家族と直接お話しして頂くほうが良いでしょう。それが目的ですから。家でしたいことがある場合、日を改めてご家族に相談して一時帰宅の企画をするのも手です。私たちはご本人の代弁者です。ご本人の思いを聞きご家族た関係機関と調整を行う必要があります。ですので、利用者様から帰宅したい要望が出た時は、その場を収めるための対応ではなく、ご家族にご本人の思いを伝えどう対応するかの相談を一緒になって考えることが良いでしょう。